Violon / GAND, Guillaume vers 1820 Paris

ギュイヨーム(ギヨーム)・ガン 1792 パリ - 1858 ヴェルサイユ

「ガン一家」の系図を少し整理すると、

シャルル・ミッシェル・ガン (1748 ミルクール - 1820 ヴェルサイユ):ガン家の中で最初にヴァイオリン製作を始めた。

シャルル・フランソワ・ガン (1787 ヴェルサイユ - 1845 パリ):シャルル・ミッシェルの息子。15歳の時にパリに行ってニコラ・リュポに弟子入り、才能が開花してリュポの跡を継いで偉大な「ガン・ファミリー」を築いた。

 

ギヨーム・ガンはそのシャルル・フランソワの5歳下の弟だ。兄フランソワと同じくリュポ工房に弟子入りして技術を学び、1820年に父ミッシェルが死去するとヴェルサイユに戻って父の工房を引き継いだ。

 

この楽器は「1820年 Paris」と書いてあるので、ニコラ・リュポの工房にいた時の作品だ。

 

正式名

GAND, GUILLAUME CHARLES LOUIS: 1792 パリ - 1858 ヴェルサイユ

 

No. LVn24-14

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