Violon / HEL, Pierre - 1920 Lille(France)

ピエール・エルと読む。 1884 - 1937 リール(フランス）：生地リールはシャルル・ド・ゴールの生誕地でもある。父のジョセフ・エルはヴィヨームの息子と仕事をした後に独立したが、19世紀のフランスに充満したニコラ・リュポの「ヌーベル・エコール・フランセーズ」の強い影響を享受して素晴らしい楽器を多数製作した。その中にはE. イザイのためのカルテット・セットも含まれている。

そして息子のピエールはその精神を受け継ぎ、同じく素晴らしい楽器を多数製作して、G. エネスコなど多くの演奏家に購入された。

この1920年製の楽器は、その中でも最も状態の良いもののひとつで、パリの有名ディーラーから今回提供されている。